2018年12月29日 (土)
もうすぐ一年が終わろうとしていますが、
受験生にとってはここからが本番の季節となってきます。
入試本番まであとわずかの今
何をしたら良いか不安にはならないですか?
そんなときにおススメなのが、
まず過去問を解いてみることです。
こんなことを書いてみましたけど、
過去問で出題された問題は入試ではほとんど出ることはないでしょう。
(ただ、他県の過去問をやることは意義のあることです。)
では、なぜ第一志望高校への合否が過去問で決まるのか。
それは、第一志望校と自分の学力との間にどれだけの差があるかを
客観的に知ることができるからです。
ゴールとの距離を知れば、今のままの勉強量で良いのか
インプットは足りているのかがわかります。
生徒自ら、学習の質について考えるきっかけを
与えることができるのが過去問の良さなのだと思います。
生徒が自走する一番の理想形です。
しかし、最近の学習塾では
管理という名の下、やらせっぱなしになっている
塾が多い気がします。
管理型学習の場合、
そこに生徒本人の自走する意欲がなければ
学習効率は悪くなります。
「やらされる」練習の効率を「1」とすると、
自分が「やらなければならない」と納得して
行う練習は1.6倍の効率になります。
さらに、「自ら進んで行う」練習は
「1.6の2乗、つまり(2.56倍)」
の効率になるそうです。
ぜひ、生徒たちに自ら進んで学習してもらうためにも
合格ラインを利用してもらえたら幸いです。